パヴァロッティの輝かしい<声>!「愛の妙薬」ドニゼッティ作曲 @メトロポリタン歌劇場 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラ「愛の妙薬」、

もうもう、パヴァロッティの<声>、

その輝きを堪能するオペラでした。

1991年、記念碑的なメトロポリタン歌劇場公演。

パヴァロッティが登場するだけで、拍手。

ちょっとした仕草で、

字が書けないのでサインする大きなバッテン

 

(それもペルコーレの背中)、

「愛の妙薬」と信じてインチキ薬瓶を

たくさん首にぶらさげた姿に、クスッと笑い、

アリア「人知れぬ涙」では大喝采が、なりやまない!

どれほどMETの観客がパヴァロッティを愛していることか。

そのネモリーノのなんとも純朴な

 

村の青年がじつに<かわいい>。

(すでに「偉大」な体格だったのですけれど 笑)

 

 

 

 

 

 

 



アディーナはキャスリーン・バトル。

きれいで、ちょっと気が強くて、<まっすぐ>で。

 

 

 

 

 

 

 



インチキな薬売りは大時代にインチキで。

 



いままでに素晴らしい、

感動にふるえる舞台を観たことはありますが、

オペラでこんなに「あたたかい」と

 

思ったことはありませんでした。




 ◆オペラ「愛の妙薬」ドニゼッティ作曲

アディーナ:キャスリーン・バトル


ネモリーノ:ルチアーノ・パヴァロッティ


ベルコーレ:フアン・ポンス


ドゥルカマーラ:エンツォ・ダーラ


ジャンネッタ:コロリス・ユッカ

メトロポリタン歌劇場バレエ団・合唱団
メトロポリタン歌劇場管弦楽団


指揮:ジェイムズ・レヴァイン


演出:ジョン・コプレイ

時期:1991年11月 メトロポリタン歌劇場




パヴァロッティ「人知れぬ涙」
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