演出家・遠藤啄郎氏他界 2020年2月7日 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

遠藤啄郎氏(1928年ー2020年)は

演出家・劇作家・人形・仮面制作され、

横浜ボートシアターを主宰されていました。

 

【横浜ボートシアター Yokohama Boat Theater】は

1981年に横浜元町裏の中村川に係留する

木造ダルマ船を改造した劇場。

この船の空間は独特で、

その芝居、言葉・声を縦横に駆使した

中世の説経節「小栗判官照手姫」など、

いまでも眼に焼きついています。

 

 

 

 

 

                  写真集「横浜ボートシアターの世界」 撮影:岡本央

 


<遠藤啄郎 Endo Takuo>のプロフィール

脚本家,演出家,横浜ボートシアター代表
1928年(昭和3年) 平塚に生まれ。
東京藝術大学油絵科卒。

ラジオ、オペラ、ミュージカル、舞踊、人形劇、
演劇などの脚本、演出を手がける。


海外公演も多く、イギリス(エジンバラ演劇祭)
フランス(ナンシー演劇祭)など、
ヨーロッパ・アジア・アメリカなど30都市に及ぶ。

1981年、横浜ボートシアターを結成。

仮面劇『小栗判官照手姫』(第十八回紀伊国屋演劇賞受賞)、
仮面劇『若きアビマニュの死』、

仮面劇『王サルヨの婚礼』など。

著作「極楽金魚」
写真集「横浜ボートシアターの世界」
脚本集「仮面の聲」など。
横浜市民文化賞 受賞



遠藤啄郎『仮面の聲』