「日本画の美」、
この展覧会が「群馬歴史博物館」で催されています。
この<群馬の森>には県立近代美術館があって、
開館いらい頻繁に行きますが、
隣の歴史博物館はひさびさ。
この館の収蔵品、近世から近代にかけて制作された
群馬ゆかりの絵画作品が展示されています。
「屏風、画帖、絵巻、掛軸」といった表具の形態や
材質の違いを丁寧に解説してあります。
酒井包一「秋草花卉図」が圧巻。
あざやかな色彩、端正な筆致、
秋草が匂いたっています。
狩野派の絵師・狩野栄信「龍虎図」、
ユーモラスな「三論絵詞」など見ごたえがあります。
「幕末の写真師」島霞谷の写真や作品「貼交屏風」、
初めて見ましたが、
江戸から明治へと移り変わる時代をとらえていて、面白い。
2020年2月24日まで。
◆群馬県立歴史博物館ホームページ(画像)
grekisi.pref.gunma.jp/kikaku.html