アンドラーシュ・シフのピアノと
シフの室内管弦楽団カペラ・アンドレア・バルカによる
ベートーヴェン作曲
ピアノ協奏曲2、3、4番の放映がありました。
ピアノ協奏曲全5曲のツィクルスを
2日連続で開催して、
その1日目のプログラムは、
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
東京オペラシティ コンサートホールでの11月7日収録です。
2日目に「第1番ハ長調」と、「第5番変ホ長調《皇帝》」。
アンドラーシュ・シフ、
もう素晴らしいのひとことにつきる演奏。
ピアノを弾きながらご自身で振る弾き振り。
これほどの円熟にひとが達しえるのだろうか・・・
もう一音一音が、
磨き抜かれ、輝く宝石のようにこぼれ、
ひとつの音から次の音への微妙で絶妙な間の
なんと美しいことか。
ベートーヴェンがそこに降り立ち、
シフがピアノを弾いている、
そうなのだけれど、
作曲家、演奏者のたましいが出会い、
<たましい>そのものを形象化したしたら
このような<音>になるのだろか、と。
カペラ・アンドレア・バルカの緻密にして重厚な管弦楽。
ピアノとの絶妙な息遣い。
音楽につつまれた、
そしてその音楽すら凌駕したような
至上のひととき。
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(画像はコンサートホールのホームページよりお借りしました)