「孤児の処置」
村山知義の戯曲作品をリーディングシアターで観ました。
現在の企画展「萩原恭次郎生誕120年記念展」のイベントです。
恭次郎と村山は創作上で互いに深く関係しあっていたとのこと。
恭次郎の第一詩集『死刑宣告』に
村山らの前衛的な写真が挿入されており、
この戯曲「孤児の処置」の中に
登場人物が「最近の詩人の詩」として
恭次郎の詩「何物も無し!進むのみ!」を
絶叫するシーンも。
この村山作品を観るのは初めて。
まさに村山戯曲と出会った!
演出:荒井正人
音楽:荒木聡志
出演:手島実優、荒瀬知美、雨宮潤、生方保光、
中村ひろみ、村山友果、萩原朔美、芽部
この公演の前後に芽部による朗読、
「萩原恭次郎に捧げる行進詩」が
前橋文学館内、朔太郎橋で催されました。
やなぎみわ(美術家・演出家)
荒井正人(演出家)
萩原朔美
さらにこの三人によるアフタートーク。
密度の濃い充実の時間。
MAEBASIは熱い♪
萩原恭次郎「何物も無し!進むのみ!」展は
2020年1月26日(月)まで。