村山知義「孤児の処置」リーディングシアターvol10 @前橋文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「孤児の処置」

村山知義の戯曲作品をリーディングシアターで観ました。


現在の企画展「萩原恭次郎生誕120年記念展」のイベントです。


恭次郎と村山は創作上で互いに深く関係しあっていたとのこと。

恭次郎の第一詩集『死刑宣告』に

村山らの前衛的な写真が挿入されており、

この戯曲「孤児の処置」の中に

登場人物が「最近の詩人の詩」として

恭次郎の詩「何物も無し!進むのみ!」を

絶叫するシーンも。


この村山作品を観るのは初めて。

まさに村山戯曲と出会った!


演出:荒井正人

音楽:荒木聡志

出演:手島実優、荒瀬知美、雨宮潤、生方保光、

    中村ひろみ、村山友果、萩原朔美、芽部


この公演の前後に芽部による朗読、

「萩原恭次郎に捧げる行進詩」が

前橋文学館内、朔太郎橋で催されました。



やなぎみわ(美術家・演出家)

荒井正人(演出家)

萩原朔美

さらにこの三人によるアフタートーク。

密度の濃い充実の時間。

MAEBASIは熱い♪


萩原恭次郎「何物も無し!進むのみ!」展は

2020年1月26日(月)まで。