サロメ&一角獣に会いたくて、
「ギュスターブ・モロー展 サロメと宿命の女たち」へ
行って来ました。
パナソニック汐留ミュージアムは初めて。
パナソニックのショールームを通り
美術館へと向かいます。
ギュスターヴ・モロー(1826‐1898)
神話や聖書をテーマにし、象徴的な作品。
19世紀後半のフランスで、
とても幻想的絵画を描いています。
そのファム・ファタル(宿命の女)は
魅惑に満ちて死へといざなう。
「出現」、洗礼者ヨハネの首の幻影を見るサロメ。
<サロメにしか見えない>首から血を流すヨハネ。
ヨハネの驚愕に見開かれた眼、
サロメの視線とヨハネの眼差しは
交差することはない。
そして幻獣「一角獣」。
ユニコーンの眼や姿態のあでやかなこと。
油彩・素描・水彩など、70点の展示。
パリのギュスターヴ・モロー美術館から来日しています。
かつて、ギュスターヴ・モロー美術館へ。
地図を片手に昼間のピガールを通り、
住宅街にあるこの美術館を訪れました。
まさにモローが呼吸し、暮らしていた場。
その空間に立てたこと、
いまでもあざやかによみがえってきます。
6月23日(日)まで。
◆https:/