伊豫田晃一作品集 Ⅰ「マグヌム・オプス」刊行! 本の紹介 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊豫田晃一作品集Ⅰ「マグヌム・オプス」

刊行されています。



鉛筆、ペン、水彩、油彩そしてオブジェ。

シリーズ作品「アストロラーベ」、

「ヘクセン・タロット」、

皆川博子『クロコダイル路地』の連載時に

各2葉づつ挿絵がありましたが、

その扉・挿画がすべて掲載されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



そして2015年に

 

山本掌の個人俳誌「月球儀」の装画を

描き下ろしてくださったのですが、

その作品も載っています。

パネル張りの雁皮紙に鉛筆で描かれて。

印刷ではわかりにくいかもしれませんが、

やわらかな髪の毛の細密なこと!

うしろは、月面に揚羽が舞って。

この題字も伊豫田作品です。

 

 

 

帯には

肉体の眼を閉じ、

精神の眼によって紡ぎ出された夜と神秘の領分。

ネオ・マニエリスムの旗手による魔術的感性が迸る

イマージュの詩学

 

 



初期作品から最近作まで。

約二〇年におよぶアートワークを収めた第一作品集。

(続いて作品集Ⅱ「テネプリス・ルクス」も近刊)



発行:エディシオン・トレヴィル
発売:河出書房新社