牡丹!「松尾敏男展」 @高崎市タワー美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

「玄皎想」

 

 

 

 

「松尾敏男展」を

 

高崎市タワー美術館で観てきました。

 


牡丹の名手、

松尾敏男(1926-2016)は長崎生まれ。

この展覧会、

松尾自身が生前に作品を選んでいた、とか。


いくつもの<牡丹>作品。

その花びらの重なり、

その枝、その葉。

そのなかでも歳晩の「玄皎想」、

水墨での牡丹は生死のあわいに咲いているよう。

こころ惹かれて・・・



鳥や魚の骨などを組み合わせた

前衛的な構成の「鳥碑」も印象的。


大作が多く、清明で澄んだ色彩、

緊密な画面から

その研ぎ澄まされた精神に

品格がたちのぼって。



3月24日(日)まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆高崎市タワー美術館 ホームページより(画像は下方にあります) 
  http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019010500019/