始まりました! 『接吻』中本道代 第26回萩原朔太郎賞展 @前橋文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日が初日。

中本道代『接吻』 

第26回萩原朔太郎賞展を観てきました。


『春の空き家』『ミルキーメイ』など

中本詩集のオブジェ(207センチ×140センチ)が

 

                      ど~んと展示室に置かれています。

 

               耳をあてると、中本さんの朗読が内から聞こえてきます。

 


第7詩集になる『接吻』を評論家の三浦雅士氏は

「奇跡的な詩集である」と言う。

詩人・吉増剛造氏は印象的な「光の繊毛、・・・」選評で

つぶやきのように語る。

「未知の繊毛の光が、・・・たちあらはれて来るのに、・・・

(中略) 言葉の呼吸の根か茎の戦(そよ)ぎが・・・、」と。


言葉とそのことば(沈黙)のとの<淵>からのような<詩>。

詩人・中本道代さんのしずけさをたたえた佇まいとともに、

印象深い。

 

 

 

 

 

 




数々の書籍とともに、

群馬TVのインタビューや自作の朗読などの映像、

<詩>が壁面いっぱいの画像に投影されている

<見せる>展示。

 4月14日(日)まで。

 

 

 

 

 

 




2月23日(土) ポエムリーディング

3月23日(土) トークセッション
  講演:三浦雅士

  対談:吉田文憲×中本道代