「この二人はあやしい」芥川龍之介&萩原朔太郎 @前橋文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この二人はあやしい」

10月27日(土)から前橋文学館で始りました。



このあやしい二人とは

芥川龍之介1892年 - 1927年)と

萩原朔太郎(1886年ー1942年)。

芥川とは亡くなる数年間、

田端で近くに住み、交流もありました。

 

 

 

 

 

 

 

芥川龍之介

 

 

 

 

 


朔太郎の詩「郷土望景詩」に感激し、

芥川は早朝、寝巻きのまま

 

朔太郎の書斎に駆け込んだ、

というエピソードを残しています。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


今回の展示は二人のアフォリズム。

その共通するところ、あるいは相違点などを

一面(畳大)のパネルの片面に朔太郎、

もう一方に芥川を記してあって、

朔太郎は白地に黒の文字、

 

芥川は逆に黒字に白抜きで。

まさに見せる展示。

 

ガラスにアフォリズム、

 

たくさんの古時計にかこまれたコーナーに


芥川、朔太郎の著作がずらり。




ムットーニの新作・朔太郎「殺人事件」、

その詩の世界が小劇場となって、素晴らしい。

上映時間があるので確かめてください。


これから1月20日(日)まで。

お出かけくださいませ。