「この二人はあやしい」
10月27日(土)から前橋文学館で始りました。
このあやしい二人とは
芥川龍之介1892年 - 1927年)と
萩原朔太郎(1886年ー1942年)。
芥川とは亡くなる数年間、
田端で近くに住み、交流もありました。
芥川龍之介
朔太郎の詩「郷土望景詩」に感激し、
芥川は早朝、寝巻きのまま
朔太郎の書斎に駆け込んだ、
というエピソードを残しています。
今回の展示は二人のアフォリズム。
その共通するところ、あるいは相違点などを
一面(畳大)のパネルの片面に朔太郎、
もう一方に芥川を記してあって、
朔太郎は白地に黒の文字、
芥川は逆に黒字に白抜きで。
まさに見せる展示。
ガラスにアフォリズム、
たくさんの古時計にかこまれたコーナーに
芥川、朔太郎の著作がずらり。
ムットーニの新作・朔太郎「殺人事件」、
その詩の世界が小劇場となって、素晴らしい。
上映時間があるので確かめてください。
これから1月20日(日)まで。
お出かけくださいませ。