カバリエ(ソプラノ)の「ヴォーカリーズ」ラヴェル作曲 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日他界された、カバリエによる

ラヴェルの「ハバネラ形式のヴォカリーズ」。

ピアノはアレクシス・ワイセンベルグ。

ヴォカリーズ(フランス語: vocalise、ドイツ語: Vokalise)は、

歌詞を伴わずに、

母音のみによって歌う歌唱法。

ラフマニノフのヴォカリーズがよく知られていますが、

このラヴェルの「ハバネラ形式のヴォカリーズ」の素敵なこと。

一音一音が真珠の連なりのように、

精緻で磨きぬかれて、

コロラチューラの声の粒立ちの見事さ。

弱音のデリケートで芯のある美しさ。

どうぞ、お聴きください。
  
 https://www.facebook.com/AWArchive/videos/vb.448755232225593/2131137273873709/?type=2&theater

 

 

 



カバリエはかつて一度聴いています。

オペラ「アドリアーナ・ルクブルール」の

 

来日公演で、

相手役はまだデビューしたての、

初々しいカレーラス。

貴重な舞台を観ることができたこと、

とても懐かしい。

 

 

(画像は公式ホームページからお借りしています)