クロード・ドビュッシー肖像画(ウキペディアより)
「ドビュッシー歌曲」の研究会を聴講してきた。
二期会・フランス歌曲研究会は毎月例会を催している。
なかなか時間があわず、ひさしぶりに二期会へ。
「ドビュッシーをうたうために必要なことを学ぶ」、
講師はフランス在住のソプラノ浜田理恵先生。
クロード・アシル・ドビュッシーは
(Claude Achille Debussy, 1862年8月22日 - 1918年3月25日)。
来年には生誕100年ということで1年をとおして、
「ドビュッシー」に取り組むとのこと。
受講生は6人。ひとり1曲、30分のレッスン。
それぞれ曲は歌えているので、
細かいニュアンスや発声・ディクションなどにわたる。
イラストを描いたり、
身体の動きなどで、声が、歌がガラッとかわってくる。
濱田先生、
ときおり歌ってくださるフレーズの美しいこと。
曲はこの六曲。
「夢」<叙情的散文>
「バルコン」 <ボードレールの五つの詩>より
「髪」<ビリティスの歌>
「ロマンス」
「そはやるせなき」<忘れられし小唄>
「都に雨の降るごとく」 <〃>
◆浜田理恵 ソプラノ(画像はヒラタオフィスホームページより)
東京芸術大学卒業および
同大学院修士課程終了(中村浩子氏に師事)後、
パリに留学、イザベル・ガルシザンズ氏に声楽を、
イレーヌ・アイトフ氏にフランス歌曲を学ぶ。
1991年パリ市立シャトレー劇場にて
デュカ「アリアーヌと青ひげ」(指揮 エリアフ・インバル)でオペラデビュー。
UFA M主催国際声楽コンクールで第1位、
およびディクション、スペイン音楽賞、演奏技術賞を受賞。
92年、第19回パリ国際声楽コンクールオペラ部門で第1位。
国立パリバスティーユオペラで
オネゲル「火刑台上のジャンヌ・ダルク」をチョン・ミュンフンの指揮で
歌い絶賛される。以降数々のオペラに出演。
二期会では「ホフマン物語」に出演。