臨江閣 別館
臨江閣は100年をこえる近代和風建築。
前橋における迎賓館。
本館、茶室、そして別館からなる。
その建物、このたび修復を終え、
2017年9月から公開されている。
そのたたずまいに時おり訪れたくなる建造物。
この本間には能舞台も設えられ(普段は座敷)、
床下には甕が置かれ、
廊下は橋掛かりとなり、客席は庭に。
ちょっと能舞台としては小さめ、
床も檜ではなく黒松なので、稽古用か、とも。
別館の大広間ではあの萩原朔太郎の結婚式も。
こちらに臨江閣の庭や画像も。
http://
先週、今週とBS「百年名家」で紹介されて。
ご覧になりましたか?
建物の説明などはこちら(ウキペディア&前橋市のHP)
◆本館
1884年(明治17年)9月、
当時の群馬県令・楫取素彦(NHK「花燃ゆ」)や
市内の有志らの協力と募金により、迎賓館として建てられた。
構造は、木造二階建て、入母屋造り、桟瓦葺き、数寄屋風建築。
◆茶室
わびに徹した草庵茶室で、京都の宮大工・今井源兵衛によって、
本館より2カ月遅れて1884年(明治17年)11月に完成した。
木造平屋建て。外壁に花頭窓がある。
臨江閣 別館 ライトアップ
◆別館
1910年(明治43年)に、貴賓館として建てられた。
地方博覧会「一府十四県連合共進会」に合わせて建設された。
木造二階建て、桟瓦葺き入母屋造りの書院風建築である。
間取りは、1階に西洋室1室、日本間7室、2階に大広間(180畳)がある。
大広間は詩人の萩原朔太郎の結婚式でも使われた。
別館 大広間
新しい門扉