「水の猫」短歌 <列島縦断短歌>、ご存知でしょうか? | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてNHKにBSが3チャンネルあったころ、

春と秋に一日づつ、

「列島縦断短歌王国スペシャル」

「列島縦断俳句王国スペシャル」という番組が

午前11 時~午後4時にわたって放映されました。

ご存知の方、いらっしゃいますか?


司会はアナウンサー加賀美幸子、

審査員は俳句、短歌界の重鎮の方々。

全国各会場からの句会・歌会の中継、

東京のスタジオでは番組の冒頭に「題」が発表され、

FAXで投稿し、すぐに審査員の方が講評する。

 


5時間の長丁場。

俳句が7、8000句、

短歌が3、4000首の投稿が

全国から寄せられていました。


<短歌>に投稿したことがあって、

その時の題が「水」と「葡萄」でしたか。




   耿耿と刻の運河のただなかを

             青く眠れる水の猫あり  
           

 



この時の審査員・歌人春日井建(かすがい けん)氏の

特選に選ばれました。

三島由紀夫が「現代の若き定家」といったその人(!?)

番組内、電話で春日井さんとお話しできたのも懐かしい。



画像はそのおりに書家が書いてくださったもの。

 

 

 

 

 

 




雨のつれづれに、ご覧くださいませ。