高崎市美術館
「グラフィックデザイナー佐藤晃一展」を
高崎市美術館で観る。
代表作はもとより、膨大な数のポスター、
その当時見ていたものも何点もあった。
勅使河原宏「利休」、「豪姫」、草月流70周年や
水墨の松を金で描き、自作の俳句をそえた
テレビのポスター「ナショナルアルファチューブ」は印象的。
グラデーションのその発色があざやかでいて、おだやか。
タイポグラフィーのさまざまな書体など、
じっくりと愉しめた展示。
会場入口
(画像は高崎市フェースブックより)
◆高崎市美術館のホームページ
佐藤晃一は1944年に群馬県に生まれ高崎で育ちました。
東京藝術大学卒業後資生堂宣伝部を経て独立し、
「グラフィックデザインにおける日本的精神性」と
未来的イメージを融合させたポスター群は
「超東洋」として高く評価され、国内外で様々な賞を獲得するなど
長く第一線で活躍し続けてきましたが、
2016年5月に惜しくも逝去されました。
本展では代表作のみならず、
高崎高校時代のポスターやスケッチブックも取り上げ、
美術館内展示室・併設の旧井上房一郎邸と
合わせ約220点を展示。
出品作はこちらから、どうぞ。
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2017072900013/