藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた! @東京藝術大学美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「藝『大』コレクション パンドラの箱が開いた!」展を観るため、

東京藝術大学美術館へ。

東京藝術大学は今年、創立130 周年。

その記念の大規模なコレクション展を催されている。

前期が終了し、後期の展示。

東京美術学校開設以のコレクションは、

国宝・重要文化財を含む日本美術の名品がずらりと並ぶ。

あの教科書でおなじみの高橋由一「鮭」がまずどーんとある。

いつ見てもその巨大さには驚く。

 

 

 

高橋由一「鮭」




飛鳥、白鳳の仏像から俵屋宗達、尾形光琳、

 

曾我蕭白、伊藤若冲、池大雅、

 

明治からの画家たち、

 

平櫛田中の木彫、

 

日本美術史がここにはあるというコレクション。

そして歴代の教員や学生たちの作品。


 

 

 

上村松園「草紙洗小町」

 




上村松園「草紙洗小町」、

 

松田権六「草花鳥獣文小手箱」、

そしてマルセル・デュシャン「トランクの中の箱」がある。

 

 

 

 

松田権六「草花鳥獣文小手箱」

 


 
卒業制作などの自画像、模写、石膏像や

 

写真・資料もあって、

そのコレクションの豊富さ、多様さ。

作品修復のその過程、よみがえった作品など、

興味のつきない展示。



まさに<パンドラの箱>。


9月10日(日)まで。

http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/collection17/