沙羅の花・しゃらのはな | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父の背に沙羅双樹の降りしきる           掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆沙羅の花・夏椿・姫沙羅・沙羅咲く・沙羅散る



ツバキ科の落葉高木、ナツツバキのこと。


山地に生息する。


7月ごろ、ツバキに似た五弁の白花をつける。



娑羅双樹(さらそうじゅ、しゃらそうじゅ)


日本において娑羅双樹(沙羅双樹)、


サラノキ、シャラノキ等とされているものは、


ツバキ科のナツツバキ。


日本において無常の象徴とされているのが


この植物のことである。



夏の季語。