沙羅の花・しゃらのはな 父の背に沙羅双樹の降りしきる 掌 ◆沙羅の花・夏椿・姫沙羅・沙羅咲く・沙羅散る ツバキ科の落葉高木、ナツツバキのこと。 山地に生息する。 7月ごろ、ツバキに似た五弁の白花をつける。 娑羅双樹(さらそうじゅ、しゃらそうじゅ) 日本において娑羅双樹(沙羅双樹)、 サラノキ、シャラノキ等とされているものは、 ツバキ科のナツツバキ。 日本において無常の象徴とされているのが この植物のことである。 夏の季語。