「ルネ・ラリックの香水壜」 @高崎市美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルネ・ラリックの香水壜 アール・デコー香りと装いの美」を

高崎市美術館で観る。

ルネ・ラリック(1860-1945)の

香水壜は長野の北澤美術館所蔵による。

北澤美術館には何度か足を運ぶが、

香水壜をこれだけまとめて観ることができるのはうれしい。



構成はつぎのよう

 第1章 ガラスの世界へ

 第2章 挑戦的デザイン

 第3章 アール・デコの装い

 第4章 モダンデザインへ


香りという目に見えない華麗な、あるいは清楚な、

さまざまな匂いを飾る壜、

そのひとつ一つの意匠が素晴らしい。

この当時のガラスのややあたたかな肌合い、

まさに臈たけた風情。

1919年の「ユーカリ」、

1924年の「真夜中」の惹かれる。


さらに「アール・デコのファッション」イヴニング・ドレスが3点。

これは神戸ファッション美術館のコレクション。

ウエストを締め付けない、ゆったりとしたドレス。

そのデザインはいまでも新鮮で着てみたい。

6月25日(日)まで。

 



◆高崎市美術館(香水壜の画像はこちらから)
 http://www.takasakiweb.jp/news_cat/culture/4788/