「ルネ・ラリックの香水壜 アール・デコー香りと装いの美」を
高崎市美術館で観る。
ルネ・ラリック(1860-1945)の
香水壜は長野の北澤美術館所蔵による。
北澤美術館には何度か足を運ぶが、
香水壜をこれだけまとめて観ることができるのはうれしい。
構成はつぎのよう
第1章 ガラスの世界へ
第2章 挑戦的デザイン
第3章 アール・デコの装い
第4章 モダンデザインへ
香りという目に見えない華麗な、あるいは清楚な、
さまざまな匂いを飾る壜、
そのひとつ一つの意匠が素晴らしい。
この当時のガラスのややあたたかな肌合い、
まさに臈たけた風情。
1919年の「ユーカリ」、
1924年の「真夜中」の惹かれる。
さらに「アール・デコのファッション」イヴニング・ドレスが3点。
これは神戸ファッション美術館のコレクション。
ウエストを締め付けない、ゆったりとしたドレス。
そのデザインはいまでも新鮮で着てみたい。
6月25日(日)まで。
◆高崎市美術館(香水壜の画像はこちらから)
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