罌粟の花・けしのはな | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

罌粟咲けり綺語駆って俳諧や                  掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆罌粟(けし)の花・芥子の花・鬼罌粟(おにげし)・雛罌粟


虞美人草・ポピー・罌粟坊主・罌粟の実



ケシ科の一年草、地中海沿岸産。


五月ごろ、茎頂に白、

 

紅などの四弁花を上向きに開く。



実を罌粟坊主といい、


白花の未熟果から阿片を採る。

鬼罌粟は多年草、園芸種。

雛罌粟は二年草、ヨーロッパ原産。


虞美人草ともいい、項羽の愛姫虞(ぐ)の


流した血から咲いたという。


夏の季語。