これはなんのHANA 73? ものの芽 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫陽花の芽が冬芽から春芽になってきました。

家の紫陽花の芽、陽に輝いて。

 

この画像は紫陽花の冬芽(「季節の花」より)。

 

 

 

 

 

(紫陽花の春芽「季節の花」より)

 

 



<ものの芽>現代俳句歳時記ではこのように。

ものの芽・物芽(ものめ)・木の芽・草の芽・薔薇の芽・茨の芽

山椒の芽・芽山椒・木の芽・タラの芽・たらめ・楓の芽

桑の芽・芽桑(めぐわ)・菖蒲の芽・芍薬の芽・蔦の芽

蘆の角(あしのつの)・芽立ち・芽吹く・木の芽雨・木の芽風

木の芽漬・木の芽和え・木の芽田楽

 



春に萌え出るもろもろの芽。

山椒の芽のことを特に<きのめ>といい、

木の芽漬・木の芽和え・木の芽田楽とする。

蘆の角は、イネ科のアシの芽のこと。

鋭い芽が地中より生じるので角とか錐とかいう。


春の季語。