ワーグナー「パルシファル」を
バイロイト音楽祭2016年を録画で観る。
今回のバイロイトは
過激な読み替えではないものの、
イスラムあるいはキリスト教、
といった演出が随所にみられる。
聖杯の儀式の血みどろさ、
パルシファルを誘惑しようとする美女たち、
武装した兵士たちなどなど。
パルシファル クラウス・フロリアン・フォークト
なんといってもパルシファルのクラウス・フロリアン・フォークト
ヘルデンテノールの輝かしい声はほれぼれとする。
アムフォルタス ライアン・マッキニー(左)
エレーナ・パンクラートヴァ(右)
クンドリはブルカのような衣装で登場し、
エレーナ・パンクラートヴァの強靭なドラマティックな声、
その迫力のある体躯もクンドリにふさわしい。
ハルトムート・ヘンヒェン指揮のバイロイト祝祭管弦楽団
底力のある重厚な響き。
◆リヒャルト・ワーグナー
「舞台神聖祭典劇<パルシファル>」 Parsifal
パルシファル:クラウス・フロリアン,フォークト
アムフォルタス:ライアン・マッキニー
クリングゾル:グルト・グロホウスキ
クンドリ:エレーナ・パンクラートヴァ
合唱:バイロイト祝祭合唱団
管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団
指揮:ハルトムート・ヘンヒェン
演出:ウヴェ・エリック・ラウフェンベルク Uwe Eric Laufenberg
収録:2016年7月25日バイロイト祝祭歌劇場
◆バイロイト音楽祭2016舞台写真はここから
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