オペラ「蝶々夫人」ミラノスカラ座2016/17 @NHK-BS | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミラノスカラ座2016/17シーズンの初日、

2016年12月7日の「蝶々夫人」を録画で観る。

プッチーニ作曲「蝶々夫人」は

1904年スカラ座で初演され、

大失敗だったことはよく知られている。

今回の舞台はその初演版を112年ぶりに取り上げる、とのこと。

日伊国交150周年にあたり、

ミラノは日本色であふれ、

ショーウインドーに着物が並んでいるそう。


この舞台、日本人役は白塗り、

スズキはスカートふう着物、ゴローは「殿」のような金ぴか、

所作というより、動きは西洋人がかつてみた東洋風(?)

そうしたことが気にならなければ、

音楽、ドラマに入っていければ、いいのだが・・・


二幕仕立てで、三幕のピンカートンのアリアはカット、

蝶々夫人とケートと直接の対決(?)もある。



かつてスカラ座では

林康子の蝶々夫人、浅利慶太演出、森英恵の衣装で

上演されたこともある。

youtubeでアップされていたのでここに。
 https://www.youtube.com/watch?v=cOcAZwimCC0
 






  「蝶々夫人」(全2幕・初演版)
               プッチーニ 作曲

<出 演>
蝶々さん:マリア・ホセ・シーリ

スズキ:アンナリーザ・ストロッパ

ピンカートン:ブライアン・イーメル

シャープレス:カルロス・アルバレス ほか



<合 唱>ミラノ・スカラ座合唱団

<管弦楽>ミラノ・スカラ座管弦楽団

<指 揮>リッカルド・シャイー

<演 出>アルヴィス・ヘルマニス


画像はカーテンコール(ミラノスカラ座のHPより)

収録:2016年12月7日 ミラノ・スカラ座(イタリア)