武満徹「秋庭歌一具」 伶楽舎&勅使河原三郎 @NHK Eテレ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

武満徹没後二十年なる今年、

伶楽舎による「秋庭歌一具(しゅうていがいちぐ)」が、

11月30日にタケミツ・メモリアルで上演された。

その映像が昨夜放映され、観ることができて、うれしい。

ちょうど私のコンサートの本番とかぶってしまい、

断念していたので、ことさら。

 



「秋庭歌一具」は1973年に作曲された武満唯一の雅楽。



 参音声(まいりおんじょう)I. Strophe 

 第2曲:吹渡(きわたし) II. Echo I 

 第3曲:塩梅(えんばい) III. Melisma  

第4曲:秋庭歌(しゅうていが)IV. In An Autumn Garden  

第5番:吹渡二段(ふきわたしにだん)V. Echo II  

第6曲:退出音声(まかでおんじょう) VI. Antistrophe




伶楽舎のメンバー、そして

打楽器の山口恭範も打ちものとして参加。

かつて聴いたときには吉原すみれも。


 

 

(勅使河原三郎ホームページより)

 

 

 

雅楽の奏者は1階正面と2階正面、2階左右に。

 

奏者のいる正面をコの字型の舞台が囲み、

そこで勅使河原三郎&佐東利穂子が舞う。

その<舞>はなんといったらいいか、

風そのもの、空気を纏っているような。

内の緊密さ、静けさをたたえて動く。


再放送が明日25日24時
(26日 0:00)


ありますので、ぜひ。


◆「秋庭歌一具」の紹介と画像はこちらから
 http://www4.nhk.or.jp/nippongeinou/281/