「低音デュオ」を6月24日(金)
半蔵門にあるロゴバで聴いた。
ロゴバは初めて。
さまざまの洒落た椅子が置かれ、
ちょっと他にはない空間。
と思ったら家具のショールーム、とか。
ざっくりとした織りのタピストリーがかかり、
その前が演奏する場。
しぼった音量で流れているのはサティの「家具の音楽」。
あら、お話ししているのは湯山譲二氏と近藤譲氏では。
プログラムは古楽と現代曲を交互に演奏。
◆近藤譲《花橘》
◆ギヨーム・ド・マショー《ご婦人よ、見つめないで下さい》
◆川上統《児童鯨》
◆ヨハンネス・チコーニア《犬は戸外で》
◆湯浅譲二《ジョルジョ・デ・キリコ》
◆『ムジカ・エンキリアディス(音楽の手引書)』より《天の王よ》
作曲者不詳《聖マグヌス賛歌「気高く、慎ましく」 》
◆中川俊郎 《3つのデュオローグ、7つのモノローグ、31の断片》
バリトン松平「青猫」を5月に聴いて、
今回の「低音デュオ」へ。
チューバをこんな近くで聴くことはないかも。
セルパンは金管楽器でまさに「蛇」。
バリトン・声とチューバ・セルパンという低音による
現代曲がじつに刺激的で、
かつ先鋭的でありながら、
なにか和やかな雰囲気のただよう会場。
◆平河町ミュージックス第39回
2016年6月24日(金) 19:00開演
会場:ロゴバ ROGOBA DESIGN ON LIFE_Tokyo
低音デュオ【松平敬(バリトン)、橋本晋哉(チューバ)】
◆松平敬
http://matsudaira-takashi.jp/
◆セルパン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3