「猫町」は萩原朔太郎、唯一の小説、
というより幻想的な散文詩といった作品。
初出は「セルバン」誌上で
1935(昭和10)年8月号。
『萩原朔太郎全集 第五卷』筑摩書房では、
(1976(昭和51)年1月25日刊)
<散文詩風な小説ロマン>と副題となっていた。
ネットでは青空文庫で読むことができます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/641_21647.html
画像は初版の復刻版。
昭和43年出版の求龍堂による復刻本があるという。
装丁・版画は何と川上澄生。
旧字体、旧仮名遣いでの表記、とか。
うう、欲しくなってきた・・・