NHK大河ドラマ「花燃ゆ」、
ご覧になっていますか?
ドラマの舞台となる山口、東京、
前橋で関連の展覧会が催されている。
展覧会の校正はこのようになっている。
プロローグ「文の育った萩」
第1章「兄・松陰と家族たち」
第2章「兄の教えと松下村塾の仲間たち」
第3章「夫・玄瑞との別れ」
第4章「幕府との対決へ」
第5章「楫取とともに」
この当時の人びと、写真が残っており、
その面影、をしのぶことができる。
なによりも「書」、各人のまさに人品骨柄を
あますところなく示して。
吉田松陰の凛として品格のある字、
大幅の屏風・漢詩の素晴らしいこと。
松陰自賛の肖像、これは杉家・吉田家・門下生に
形見として与えたものがずらりと並ぶ。
妹・文(のちの)の流麗な文字、
実によく文をしたためているのにも驚く。
じつに細かな文字で長文。
このなかに母校(前橋女学校→前橋女子高校)
開校式の初代群馬県令・楫取素彦(かとりもとひこ)の祝辞も展示。
これが明治13年(1880年)のこと。
富岡製糸場、今でこそ世界遺産に登録されているが、
明治政府は創業以来の赤字続きで、
閉鎖の方針をたてたのだが、
楫取の意見書が政府を翻意させ、富岡製糸場を存続させた、と。
吉田松陰・文のゆかりの品々の展示も。
9月6日(日)まで。
◆楫取美和子(松陰妹 文) ウキはこちら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AB%E5%8F%96%E7%BE%8E%E5%92%8C%E5%AD%90
◆楫取素彦(小田村伊之助 文の二度目の夫)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AB%E5%8F%96%E7%B4%A0%E5%BD%A6