「現代俳句歳時記」チクマ秀版社を普段使いにしている。
コンパクトなので句会へもこれを。
電子辞書はいいのだけれど、
「日本語は縦書き」と思って。
あとがきで金子兜太は
「この歳時記の特徴は、
四季(春夏秋冬)に加えて四季に属さない雑を設けたこと、
例句の鮮度を考慮して昭和後期の句にした。
近・現代俳句のアンソロジーとして読んでもらうこともできる」と。
「雑」には天文(空、太陽、方位、時間など)、
地理(山、谷、島、都市、ビルなど)、
人間(頭、胸、筋肉、生病老死など)。
昨日の句は「青水無月」の例句に載っている。
編者:金子兜太
装画:オーブリエ&クリスチャン・ヤコブ
装幀:齋藤愼爾
金子兜太、署名入り。
チクマ秀版社、現在はなくなったとか。