「月球儀」六号、金子兜太のブログで紹介 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。



月球儀六号






山本掌の個人誌「月球儀」六号が
金子兜太のブログ、
「金子兜太ー海程」に句もたくさん紹介されています。
  http://kanekotota.blogspot.jp/2015/06/blog-post_23.html


●編集・発行 山本 掌


◆目 次

小松健一 見果てぬ夢よ、風よ、雲よ
       探検家矢島保冶郎  /

特集 俳句の愉しみ-俳句を詠み、読む

・萩原朔太郎 萩原朔太郎の俳句  
・清水哲男  朔太郎俳句を読む 

・金子兜太他  山本掌を読む  
・山本掌の俳句鑑賞 たかはししずみ他  

野澤美香  うたい語る「おくのほそ道」 

山本 掌    非在の蝶 

山本 掌    蝶を曳く   
             

◆非在の蝶 山 本   掌
                   
春銀河瞹昧母音くりかえし

冬薔薇(そうび)自刃のこころとけてなお

追儺とや鬼の女房になりすます

春の雪遠く灯れるあれは母

春の雪しずかにしずかに水を研ぐ

死ぬまでは椿の貌でおりましょう

紅椿うつつつらつらつれづれ

天平の甲羅が重いと亀が鳴く

まず地球そしてわたくし青き踏む

あの男頭(ず)に満開の花菜畑

いぬふぐりかろきねたみをもてあます

裏切りも遠きさくらも雨のなか

たえがたく青野の友と淡くあり

目借時奄美大島接骨院




()はすべてルビですが、
ここでは表記できないため()に。





◆「金子兜太ー海程」のラベルをクリックすると、
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 http://kanekotota.blogspot.jp/2015/06/blog-post_23.html


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