かなりの木の高さにこの白い花。
<ハンカチ>がひらひら舞っているよう。
「ハンカチの木はオオギリ科ダヴィディア属の落葉高木。
オオギリというのは大桐(おおぎり)のことで、
ダヴィディアというのは中国でハンカチの木を見つけた
フランスの神父ダビッドさんの名前にちなんでいる。
一科一属一種の珍種であり、植物界のパンダと呼ばれている。
ダビッドさんは19世紀に四川省の西境でこの木を発見し、
ジャイアントパンダと共に欧州に紹介したのだそうである。
中国の四川省や雲南省北部の標高2000メートル付近の森林に自生しているが、
樹齢15年ほど経過しないと開花しない。
白いハンカチのように見えるのは2枚の苞(ほう)で、
中央の雄しべと雌しべが、秋に丸い実となる。
「ハトの木」や「ユウレイの木」などとも呼ばれている」。 「花図鑑」より
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