ワーグナー作曲「さまよえるオランダ人」21日(水)に観た。
飯森泰次朗の指揮のワーグナー、
分厚い音、じつに聴き応えがあった。
オランダ人、ヨハネス・マイヤーをこのところ
新国立劇場「ヴォツェック」、「アラベッラ」のマンドリカと聴いているが、
このオランダ人、じつに内省的、苦悩を秘めた深い声で魅了される。
ゼンタのリカルダ・メルベートのなんと強靭な声、
このドラマティックソプラノの<声>の
ゼンタなら「救済」できる、と。
ダーラントのバス、シヴェクの太く豊かな声。
新国立劇場合唱団の地響きのする底力のある勇壮な男声合唱、
叙情的な女声合唱も聴きもの。
https://www.youtube.com/watch?v=EgEtjmK2q44
指揮 飯守泰次郎
演出 マティアス・フォン・シュテークマン
美術 堀尾幸男
衣裳 ひびのこづえ
照明 磯野 睦
ダーラント ラファウ・シヴェク
ゼンタ リカルダ・メルベート
エリック ダニエル・キルヒ
マリー 竹本節子
舵手 望月哲也
オランダ人 トーマス・ヨハネス・マイヤー
新国立劇場合唱団
東京交響楽団
「さまよえるオランダ人」舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/150118_006206.html
