お正月は軽る~く、華やかなオペレッタを。
レハール作曲「メリー・ウイドー」ウイーンフォルクスオパー、
録画で観た。
かつての恋人同士が身分の差で別れ、
大富豪のとの結婚も1週間で未亡人に。
山のような求婚者、さらにもとの彼も
国庫が空っぽなので「未亡人と結婚せよ」と国からの命令。
はてさて・・・
てんやわんやがあって、めでたし、めでたし。
歌蟻、踊りあり、
お約束(?)のフレンチカンカンも♪
さすがフォルクスオパー、
歌も芝居も踊りも見ごたえたっぷり。
主役のハンナ、ダニロはもとより脇がとっても良い。
とくにニェーグシュ(ロベルト・マイヤー ) のこの人!
ニェーグシュ(ロベルト・マイヤー )
登場は自転車に乗って、メッセージを届け、
バーカウンターで酒を作り、
出てくるだけで、空気がかわる。
最初は<役者>と思ったほど。
オペレッタがフィナーレを向かえ、
カーテンコールも歌で締め、
指揮者も舞台にあがり出演者全員で挨拶をしていると、
やおらこの人が指揮をはじめもう一度アンコール(!?)。
じつに楽しいオペレッタ!
◆ 喜歌劇「メリー・ウィドー」(フランツ・レハール)
(※本来三幕のオペレッタだが、今回は二部制の演出)
◆出 演
ハンナ・グラヴァリ: アンネッテ・ダッシュ
ダニロ・ダニロヴィチ伯爵: ダニエル・シュムッツハルト
ニェーグシュ: ロベルト・マイヤー
ミルコ・ツェータ男爵: クルト・シュライプマイヤー
ヴァランシエンヌ: ユリア・コッチー
カミーユ・ド・ロシヨン: メルツァード・モンタゼーリ
カスカーダ子爵: ミヒャエル・ハヴリチェク
ラウル・ド・サン・ブリオッシュ: カール・ミヒャエル・エブナー
ボグダノヴィチ: ヨアヒム・モーザー
シルヴィアーヌ: リディア・ペスキ
クロモフ: マルティン・ヴィンクラー
オルガ: ベアーテ・リッター
プリチッチ: フランツ・ズーラーダ
プラスコヴィア: アレクサンドラ・クルーゼ
◆ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
ウィーン・フォルクスオーパー合唱団
◆指揮
エンリコ・ドヴィコ
◆ウィーン国立バレエ団
<台 本>ヴィクトール・レオン、レオ・シュタイン
<演出・美術>マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
<演出補>エンリコ・デ・フェオ
<衣 装>ダグマール・ニーフィント
<振 付>レナート・ツァネラ
<合唱指導>トーマス・ベトヒャー
<字 幕>岩下久美子
収録:2012年5月24日、26日 東京文化会館