「建畠晢(たてはた あきら) POETORY/ART」
第21回萩原朔太郎賞受賞者展覧会が
前橋文学館において催されている。
詩作品を中心に、
現代詩手帖に掲載された詩、著作が並ぶ。
詩人・建畠哲とオブジェとのコラボレーション、
動画「花焼」、「菊男」をひとつにした作品を面白く観る。
アートステージ「開かれた詩に向かって」と題された
建畠哲と高橋睦郎の対談。
建畠と高橋の出会いから、話しは縦横にひろがる。
川端康成の言葉という
「仏界入り易く、魔界入り難し」をひき、
川端、三島の死は<魔>かもしれないが、
作品は<魔>であったかどうか、と高橋。
詩を書いていて<魔>を感じることがごくたまにあるが、
そこで踏み止まってしまう、
そうした<選択>をしてしまう、
すでに<選択>がちらつくのは
<魔界>には入れないのでは、と建畠。
<魔界>への誘いをふくみつつ(笑)、
なごやか雰囲気。
この展覧会は10月13日(月・祝)まで。
http://www15.wind.ne.jp/~mae-bun/
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