十六夜・いざよい | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。










  十六夜のふいの鬼哭に手をのべて             掌










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<十六夜(いざよい・じゅうろくや)・いざよう月・既望(きぼう)>

陰暦八月十六日の夜、またはその夜の月。
十五夜の月よりはやや遅れるので、
いさよい(ためらい)ながら出る月の意。

秋の季語。



耿耿と照る月、東の空に。

昨日が十五夜(無月でしたが)、
満月は今日になる由。
満月は午前10時38分の月で、
昨夜も、今夜もほとんど満月という状態とか。

月を愛でていらっしゃいますか?