ミモザ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

ミモザ
    
        書:小熊廣美







   


  怒濤までミモザあふれて夜となりぬ        掌


             (よ)









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  <ミモザ>

ミモザには2種類ある。
学名で言うミモザはオジギソウ(ネムリグサ)の名で
親しまれている花。

いまひとつは学名ギンヨウアカシアで
オーストラリア原産の常緑高木。
早春に黄金色の球状の花が穂状に
群がって咲き、香りが高い。

伊豆や房総などで切花用に栽培される。

春の季語。


この季節、このミモザはかかせない花。
イタリア産の花瓶にざくっと活けると、
<春>。