冴え返る・さえかえる | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。








月浴びし魚の腸冴え返る          掌


   (うお)(はらわた)










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<冴え返る・凍て返る・凍戻る・しみ返る・寒返る・寒戻り>

暖かくなったと思うと、
また寒さがぶり返すことをいう。

いったんゆるんだものが再び凍ることをいう。

春の季語。


冷たい大気。
まさに冴え返る日。
前橋の大雪、道路や庭に
まだ小山となっている・・・