雪・ゆき | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。








  殺気かなうすむらさきの背ナの雪        掌










「背ナ」のナは小文字



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<雪・粉雪・細雪・小米雪(こごめゆき)・綿雪・牡丹雪
新雪・小雪・大雪・根雪・吹雪・地吹雪・雪煙・雪晴
雪明り・雪の声・朝の雪・夜の雪・雪の宿・雪国・雪見
雪見酒・雪見舟・雪兎・雪像・雪丸げ・雪合戦・雪礫>


雪は「雪月花」のひとつで、
日本美の代表であるが、
雪国などでは生活に支障をもたらす。

雪見は花見・月見と並ぶ風流のひとつ。

雪塊を転がして大きな塊にするのが雪丸げで、
その塊で雪達磨を作る。

雪兎は雪で兎の形を作ったもの。

雪礫を投げあうのが雪合戦である。


冬の季語。


昨日の雪、前橋はなんと積雪30センチ!?
雪晴れの今日はせっせと雪掻き。ふう。