冬木・ふゆき | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。








   鴉群れ黄と笑えり冬木立       掌


     (こう)










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 <冬木・冬木立(ふゆこだち)・寒木・寒林

  枯木・枯木立・裸木・欅(けやき)枯る>


常緑樹も落葉樹も、

冬はじっと耐えている感じがする。


冬の季語。




寒い一日。

このところ鳥・鴉の鳴き声がかしまく。

というのも・・・


わが家には柿の木あって、

これがどうした訳か甘柿から渋柿(!?)へ。


ずっとそのままにしてあったのが、

どうやら甘く熟れたよう。

よ~くわかっている鳥たちが、

残っていた柿をすっかりたいらげて。