大晦日・おおみよか | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。








   


   大つごもり 日月をよそに見て       掌


       (じつげつ)









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 <大晦日・大三十日(おおみそか)・大つごもり

  大年(おおとし)・除日(じょにち)>

1年の最後の日(元来は陰暦12月晦日の日、

現在は陽暦12月31日をいう)。


つごもりとは月籠(つきごも)りの意で、

陰暦では月末に月がこもってしまうので月末をいう。


大つごもりとは大晦日のことをいう。




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月日(つきひ)は

百代(はくたい)の過客(くわかく)にして、

行きかふ年もまた旅人(たびびと)なり。


芭蕉「おくのほそ道」の

あまりにも人口に膾炙した冒頭。


「行きかふ月日」を

日日かみしめて。


この1年、きていただいた皆さま、

ありがとうございました。


来る年が佳い年となりますよう。