追悼 Ⅱ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。









    ゆきゆきてなおゆきゆくや白道        掌










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 <白道>

●びゃくどう
白道(びゃくどう)は、二河白道(にがびゃくどう)の略。

火の河(怒りを表す)と

水の河(貪欲を表す)の間にある、

極楽浄土に通じる白い道とされ、

極楽往生を願う信心にたとえられる。



●はくどう(天文学)

天球上における月の動く道。

黄道(太陽の通り道)に対して5度8分7秒傾いている。

なお、白道を27または28のエリアに分割したものを月宿という。



この句では

あえてルビをふらずに。