サルバドール・ダリ 版画展 @ 高崎市美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

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先日、「サルバドール・ダリ展」を

観てきました。


多彩な版画を中心にした展示。


例のやわらかい時計、

引き出しのある人体、

蝶、たくさんのダリたち。


圧倒的なデッサン!?に驚嘆。

ひさしぶりにあのシュールな世界を

味わって。


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             シュルレアリスムの思い出




<サルバドール・ダリ展―多彩な版画作品を中心に> 
                     館のホームページより

20世紀初頭の美術界に恐るべき衝撃をもたらした

サルバドール・ダリ(1904-1989年)。


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チーズのように溶けた柔らかい時計や

身体中に引き出しのある人物像、

地平線に現れる巨大な眼球など、

その特異なモティーフに見覚えのある人は多いでしょう。


夢と現実とが白昼夢のように混ざり合う

ダリの超現実的なイメージは、

今も私たちの心を強く揺さぶる力をもっています。


ダリはスペイン、カタルーニャ地方のフィゲラスに生まれ、

幼い頃から異常なまでの絵画の才能を示しました。

1920年代にはシュルレアリスム運動に参加し、

その中心的なメンバーとなります。


シュルレアリスムとは、

1920年代からヨーロッパを中心に広まった芸術運動の一つで、

夢や幻覚、無意識の世界を表現することで、

人間の精神の解放を試みました。


ダリの才能はじつに幅広く、

絵画のほかに版画、彫刻、舞台芸術、宝飾、映画など

多岐にわたって創作活動を行っています。


本展覧会では、

ダリがとりわけ愛着をもっていた版画作品のなかから、

銅版画やリトグラフなど約200点を中心に構成し、

インパクトに満ちた創造世界をご覧いただきます。


同時開催 (高崎市美術館コレクションより)

「ピカソ、ミロ、エリュアール―ダリをめぐる芸術家たち」

高崎市美術館コレクションより、スペイン出身の画家、

パブロ・ピカソやジョアン・ミロ、

フランスの詩人ポール・エリュアールなど、

ダリと深い交流のあった芸術家たちの版画作品をあわせて展示し、

20世紀ヨーロッパに新時代をもたらした作品世界を紹介します。


会期

2013年9月15日(日)~10月28日(月)

主催

高崎市美術館


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