『十八代 中村勘三郎』 本の紹介 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。



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勘三郎ファンにはもうたまらない、本。

インタビューで構成されているので、

肉声をきいているかのよう。


大竹しのぶ、唐沢寿明、

野田秀樹、渡辺えり子の対談、

勘九郎、七之助の二人の息子が

十八代を語る。



●ブックデータより

急逝した十八代勘三郎の在りし日の姿を凝縮

「やっぱり、いい人たちは集まるのかな、僕も含めて。アハハハ」

急逝した稀代の名優が遺した

「芸」「友」「愛しき女(ひと)」への熱き思い――

故・森光子さん、長嶋茂雄、ビートたけし、明石家さんま、

大竹しのぶ、野田秀樹ほかとの交友。


これほど愛された父・勘三郎との思い出を、

息子・勘九郎、七之助が語る。

「天真爛漫でした。でも、ものすごく繊細な人でした」(勘九郎)

「天賦の才能と言われますが、輪をかけて努力の人でした」(七之助)


※この本は『襲名 十八代 これは勘三郎からの恋文である』

(2005年、小社刊)に加筆修正を加えた追悼版。








著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中村/勘三郎
1955年5月30日、東京都生まれ。
’59年4月、五代目中村勘九郎の名で初舞台。’
05年3月、十八代目中村勘三郎を襲名。

祖父・六代目尾上菊五郎と父・十七代目勘三郎の芸を継承し、
古典から新歌舞伎までどんな役でも魅せる一方で、
「コクーン歌舞伎」や「平成中村座」を立ち上げ、
意欲的に新作に取り組んだ。

12年12月5日、死去。

89年芸術祭賞、’95年読売演劇大賞最優秀男優賞、
99年日本芸術院賞、’04年第52回菊池寛賞、’08年紫綬褒章、
10年米ワシントン ジョン・F・ケネディセンター芸術金賞
ほか受賞多数
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)