松竹大歌舞伎
市川亀治郎改め 四代目 市川猿之助襲名披露
前橋公演・22日昼の部 群馬県民会館大ホールへ。
「毛抜」、「猿之助襲名 口上」、「義経千本桜」。
半年振りの歌舞伎!
歌舞伎座の華やぎはなくとも、
花道もどきでも、
劇場で観ることができたのがうれしい♪
「毛抜」、弾正の右近が豪快に軽妙に
一種、御伽噺のようなこの芝居を
楽しませてくれる。
笑也の女形でない姿をはじめて見た(!?)
口上は歌舞伎ならでは。
猿之助(まだなじめず元亀ちゃん)、
口跡が素晴らしい。
おなじみ「四の切」
手馴れたケレン、元亀さすが。
今度は天井からだな、と思っていても、
びっくり、うれしい驚きが。
狐ことばにお客様、大喜び。
門之介の静も初めて。
笑也で観たかった。
<演目・配役>
一、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)
粂寺弾正 市川右 近
小野春道 市川猿 弥
秦秀太郎 市川春 猿
小野春風 市川笑 也
二、四代目市川猿之助襲名披露 口上(こうじょう)
三、三代猿之助四十八撰の内 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
<川連法眼館の場>
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 亀治郎改め市川猿之助
亀井六郎 市川猿 弥
静御前 市川門之助
義経 中村梅 玉