蝙蝠・こうもり | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。








   蝙蝠美し空中庭園黄道十二宮       掌

      (は)      (ゾディアック)









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兼題「庭」の続きです。



世界大百科事典 第2版の解説を以下に。

◆こうどうじゅうにきゅう【黄道十二宮 zodiac】

黄道に沿って各宮30度の広がりをもった

弧よりなる12宮をとり,

ギリシアのヒッパルコスの解釈によれば,

黄道の南北に一宮の弧の広がりが30度を超えない

幅をもった帯状の部分を黄道十二宮という。


前2100年ころの楔形文字板に黄道十二宮の痕跡があり,

はじめはバビロニア天文学において使用され,

前800年以後ギリシアに伝えられたとされている。


宮のほとんどが動物名で表され,

その名称がそのまま星座名にもなったが,

黄道帯はギリシア語ではもともと動物を意味し,

したがって獣帯ともよばれた。




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  <蝙蝠・かわほり・蚊喰鳥(かくいどり)・夕蝙蝠>


哺乳類翼手目に属する動物の総称。

冬は冬眠するが、

夏は活発に活動し、

夕方から飛び出して虫を捕食する。



夏の季語。