今日は萩原朔太郎記念 前橋文学館&広瀬川  まえばし散歩 Ⅰ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

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ひさしぶりに萩原朔太郎記念 前橋文学館へ。

「朔太郎とともに生きた品々」という企画展。

ソフト帽、懐中時計、書架、丸テーブル、ラジオ、トランプ

煙草入れ、灰皿、萩原家鬼瓦など。

ラジオは大きなラッパがついていて、蓄音機のよう。

煙草入れは銀の打ち出しで、装飾品といったおもむき。

萩原家の鬼瓦は特注で「萩」の字がはいっている。


常設のところにも朔太郎がデザインしたテーブルと椅子、

朔太郎が幼児のころ使っていた藤製の寝台や

日本に3台しか輸入されていなかったギターなどもある。


前橋は1945年8月5日(広島の1日前)に

大空襲があり、焼け野原に。

萩原家は蔵があり、そこは炎上せず、

こうした品々が残っている。


ゴールデンウイークの特別展示として、

「月に吠える」初版、直筆「哀憐」。


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2階が常設展で、朔太郎を中心に、

前橋の詩人、萩原恭二郎、山村暮鳥、平井晩村、伊藤信吉、高橋元吉

関連の草野心平、室生犀星、北原白秋などなど。


映像をみながら、

詩の朗読も聞くことができる。
 http://www15.wind.ne.jp/~mae-bun/

企画展は6月9日まで。




館を出るとその前に滔々と広瀬川の流れ。

流れに沿って、朔太郎賞の詩人たちの詩碑がたつ。

画像よりさらに柳が川面に枝垂れていて、

緑がさらに濃くて。


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