追儺・ついな | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。









    追儺かな鬼の女房になりすます       掌









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  <追儺(ついな)・なやらい・鬼やらい>


悪鬼を追い払うための儀式で、

なやらい・鬼やらいともいう。


もとは大晦日(陰暦)の夜、

宮中で行われていたものが、

寺社や民間に広まって、節分の夜、

豆をまいて災いを追い払うという行司となった。


冬の季語。