「前橋アートコンペライブ」は
新進気鋭アーティスト、若手芸術家の登竜門で
2012年度で16回目になるという。
新進気鋭のアーティストの発掘と
表現の場を支援する場になっている。
主催は前橋市 / 特定非営利活動法人 前橋芸術週間
/ 前橋文化デザイン会議実行委員会主
出品料も無料。
若手にとってはうれしいこと。
賞金もグランプリは50万と太っ腹。
ちらっと、音楽関連もあるといいのに・・・
書類審査を経た最終審査は公開で、
審査員と出品者が自由な質問・応答を交えながら、
作品を批評し、受賞作を決定する。
今年は全国から応募の28作品が残り、
まず作者が作品について、
自分の生い立ちから語るひともあり、
制作の動機、モティーフになぜ選んだか、
などなどをアピール。
その後審査員が作品の近く、遠く、みたり、触れたり。
本人のことや素材、方法など質疑するのだが、
このやりとりが面白い。
かつてあった「誰でもピカソ」のような。
審査員がその場ですぐに点数をあげる。
絵画、彫刻といったものから、
太陽光を虫眼鏡で焼いた画、陶器からこけし、
までさまざまな作品が並ぶ。
陶器の「狼」が、とても印象に残る。
登場した時にざわめいていた会場が一瞬静謐に。
首を傾けた頭部から支える前足。
頭部は細かい点描のように。
きちんと立っている。
首のうしろは 空洞でそこに釉薬がかけられている。
今年の審査員は美術評論家の伊東順二氏、
金沢21世紀美術館館長の秋元雄史氏、
美術家の森村泰昌氏。
お三人のまなざしがあたたか。
作品は2013年1月に公開展示。
日時 ∥ 2012年12月2日(日) 13:00 バトル 開始 !!
会場 ∥ 前橋プラザ元気21 1F にぎわいホール
入場無料・観覧自由
【最終審査員】
伊東順二 (美術評論家 / 富山大学芸術文化学部教授)
秋元雄史 (金沢21世紀美術館館長)
森村泰昌 (美術家)
【賞金】
グランプリ◎ 500.000円 / 1作品
銀賞◎ 200.000円 / 1作品
銅賞◎ 100.000円 / 2作品
審査員特別賞◎ 50.000円 / 3作品
【主催】
前橋市 / 特定非営利活動法人 前橋芸術週間 / 前橋文化デザイン会議実行委員会