
金子兜太@秩父道場 2012年11月4日
毎月恒例の兜太句会。
今日もお元気に登場、93歳。
少しゆっくりだったのは、
取材があって、写真を撮っていたとのこと。
今回の取材は毎日新聞社発行の「俳句あるふぁ」。
編集長で俳人の石寒太とカメラマン氏も句会へ。
いろいろな取材が見えるので、
句会のメンバーもなれたもの。
ふだんと変わらず、活発に句会は進行。
兼題は「梨」。
兜太先生「いい句がねえなぁ」と
バッサバッサとメッタ切り。
メンバーは「<梨>はとってもやりずらい。
兼題がよくな~い(当然、兜太先生が出題)、
と先生に抗議(笑)。
75句のなか秀逸などなしで、佳作のみ。
わたしのはこれ。
こどもら被曝ひるがおのつゆすすり 掌
石寒太さんも「面白い句会でした」、
とすかさず兜太先生「面白い記事にしてくれ」。
来年1、2、3月号の3回連続だそうです。
こうご期待♪
「俳句あるふぁ」毎日新聞社

最近の著作
「金子兜太の俳句入門」(角川ソフィア文庫・660円)2012年5月25日刊
「季語にとらわれない」「生活実感を表す」「主観を吐露する」など
句作の心構えやテクニックを82項目にわたって紹介。
俳壇を代表する金子兜太独自の俳句観がストレートに
綴られた熱意あふれる入門書。