というワークショップを体験してきました。
多摩美の集中講義のひとつ。
社会人枠でこれは3人。
現役学生10名といっしょ!?
専攻は演劇・映像・造形・デザイン・日本画など、とか。
講師にはあの大蔵流の山本則俊氏と
日本と中国で活躍されている殷秋瑞氏。
講義スケジュールと講師のご紹介をこちらに。
<アジアの身体―狂言と京劇を体験しよう>
大蔵流狂言師・山本則俊氏と京劇俳優・殷秋瑞氏を迎え、
狂言と京劇を体験します。
初めての方を対象に、身体の運び方や声の使い方から始めて、
試演会までを行います。
アジアの身体表現力とアイデンティティを見つめ直し、
そのなかの新しさをともに発見していきましょう。
●講座内容
第1回 狂言入門―狂言の話、座ると歩く、声と台本
第2回 京劇入門―京劇の話、動きの基本、動きと身体
第3回 狂言を習う(1)―台本稽古
第4回 京劇を習う(1)―エチュード稽古
第5回 狂言を習う(2)/試演会
第6回 京劇を習う(2)―化粧と衣装/試演会
※本講座は、本学映像演劇学科開講の集中講義との
合同講座として、本学学生とともに学びます。
●開講日
2012年8月30日(木)~9月5日(水)(9月2日除く) 全6回
●時間
18時00分~21時10分
(第3回のみ14時00分~21時10分)
●場所
上野毛キャンパス
◆ 殷秋瑞 インテウルイ
京劇俳優、桜美林大学非常勤講師。
日中両国の舞台で活躍し、京劇の指導にも携わる。
10歳より京劇俳優養成の最高機関である中国戯曲学院の附属中学にて学ぶ、
中国の戯曲教育における第一期大学卒業生となる。
専門は花臉(顔全面に濃厚な隈取を施す役)。
卒業後は、中国京劇院に入団し、大勢の名優たちと共演、
豊かな表現と張りのある美声をもって文戯(うた中心の劇)と
武戯(立ち回り中心の劇)の双方を巧みにこなす。
演技は独特の風格と存在感を見せ、
隈取役に特有の豪快な迫力をもって観衆の注目を集めている。
1990年に来日以降、数多くの舞台を踏み、
同時に京劇の演出や舞台監督もつとめる。
海外公演(フランス・アヴィニョン演劇祭、1998)にも参加した経験をもち、
2003年の「中国中央テレビ放送局春節戯曲晩会」にも出演。
桜美林大学、多摩美術大学客員講師、中国戯劇家協会会員、
中国演出家協会会員、在日華人文学芸術家連合会常務理事。
http://www.huayilian.com/%E6%9C%AC%E4%BC%9A%E6%88%90%E5%91%98/%E6%88%8F%E6%9B%B2%E5%AE%B6-%E6%AE%B7%E7%A7%8B%E7%91%9E/

◆ 山本則俊
狂言師。大蔵流・故山本東次郎則重の三男。
重要無形文化財総合指定
狂言大蔵流
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%94%B5%E6%B5%81
案内役
福島勝則 本学教授(演出・演劇学)。
演出論・身体論など演技・演出の実際論が専門