沙羅の花・しゃらのはな | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。









   父の背に沙羅双樹の降りしきる          掌











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   <沙羅の花・夏椿の花・ひめしゃら・さらの花>


山中に自生する落葉高木で

庭木としても栽培される。


夏に椿によく似た白花の五弁の花を

開くことから夏椿といい、

この呼称が正しい植物名で、

沙羅の木は、インドの沙羅樹と

間違えたことからきている。  福田甲子雄(日本大歳時記)



夏の季語。